論文のIntroductionの構成:勉強ノート


Intriductionの書き方についての勉強ノートを公開します。
構成や教わったことなどをメモしました。あくまで一例として受け止めて下さい。
今後もこの記事に追加して、自分なりの書き方などを確立していきたいと思っています。




他の論文構成ノート

役に立つフレーズ集
Academic phrase bank

全体の構成


   ①最初のパラグラフ:背景
   ②中間のパラグラフ:具体的問題提起
   ③最後のパラグラフ:何をしたか

※殆どの論文が3~4パラグラフである。
※自分の仕事を正当化するために他人の仕事を貶さない(ネガティブな単語は避ける)
※全体の構造は文献1を読むこと

①最初のパラグラフ:背景

研究フィールドの背景→研究への流れ ver.
  1. 研究対象の簡単な説明A どんな現象か? 1 sentences
  2. 研究対象の簡単な説明B なぜ重要か? 3 sentences
  3. 過去の研究/知見の説明(Howeverまでの呼び水) 2 sentences
  4. 問題点・改善点の提起 (However~) 1 sentence
  5. 問題点・改善点に対してこの研究はどうアプローチするか 2 sentences
  6. この研究の目的をシンプルに 1 sentence

※この中で最も重要なのが4番。However,の後のセンテンス。Howeverで何を書くか決まっていれば、1-3も問題なく埋めることができる。Howeverで何を書くか決めていないのに1-3に手を付けると時間のロスになる。

※避けるべきネガティブな単語
conventional
completely unknown


②中間のパラグラフ:具体的問題提起

具体的問題提起→解決方策 ver.
  1. 既に報告されている最も近い研究について 1 sentence
  2. その最も近い研究に足りていない点及びさらに追及すべき事 1~2 sentence
  3. 解決の糸口を紹介(自分たちの強み:最新の測定技術、最新の動物モデル等) 1~2 sentences


③最後のパラグラフ:何をしたか

  1. 最も簡潔に何をしたかを一文(Here we report...) 1 sentence
    1. To address these questions/this challenge about xxx~, we xxx~
    2. Here we explore/investigate/study xxx~
    3. We addressed these/this question using/by xxx~
    4. In  the present work/study, we xxx~ 
    5. We tested the hypothesis/idea that xxx~
    6. ... coming soon
  2. 何をしたかステップ1
  3. 何をしたかステップ2
  4. 何をしたかステップ3

※ここは何をしたかFigureの時系列順に書くだけなので簡単
※人によっては結果も入れる?


参考文献

  1. Armağan, A. (2013). How to write an introduction section of a scientific article? Turkish Journal of Urology, 39(Suppl 1), 8–9. http://doi.org/10.5152/tud.2013.046



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