Ann Miura-Ko (アン・ミウラ・コー)から学ぶ「世界レベルの努力」:Tim Ferriss ポッドキャスト勉強ノート





NHKのプロフェッショナル~仕事の流儀~が好きな人はこのポッドキャストにハマると思います。

Timの深堀りする鋭いインタビューから、著名人の頭の中がどうなっているかを覗き込むことができます。



様々な分野で活躍している人はどのように考え、どのように仕事に取り組んでいるのか?

幸せや成功という概念などに対してどう考えているのか?

このようなクエスチョンの答えをいろんな人の観点から聞くことができます。



ほとんどはビジネス界の著名人ですが、研究者としての働き方や研究スタイルの参考になるアドバイスもたくさんあります。



これまで、たくさんのエピソードを聞いてきましたが、今後は学んだことを勉強ノートとして記録していきたいと思います。

興味ある方は是非、研究中のルーティンワークをしているときなどの時間にTimのポッドキャストを聞いてみてください。



今回のポッドキャストのゲストはAnn Miura-Ko(アン・ミウラ・コー)さん。

Annは日系アメリカ人のベンチャー投資家。

ベンチャー投資の世界で一番影響力のある女性とも言われています。





Annは子供のころ、父から「世界レベルの努力をしたか?」と常に聞かれていました。

そのクエスチョンから、学業や仕事では「世界レベルの努力」を意識していました。



この考え方は研究に当てはめることができると思います。

僕は研究者を目指していますが、果たして僕の今の努力は「世界レベルの努力」だろうか?

そもそも「世界レベルの努力」とは研究の世界ではどのような努力だろう?

仮に「世界レベルの努力」をできていたとしても、それは長く持続できるような働き方だろうか?


ちょっと自分には耳が痛くなるようなクエスチョンです。。。


しかし、このような自問自答を続け、自分は何に対して「世界レベルの努力」ができるのかを見つけることが成功への近道なのかもしれません。

そしてその「世界レベルの努力」をできる場所を探し続けることが重要だと思います。






Annは大学時代は医者志望だったのですが、病院で患者と接することにそれほど憧れていないことに気づきました。

医学部受験に必要な授業をもうすでにたくさん取っていたにも関わらず、医者の道をあきらめました。

その後はビジネスの世界に入ったのですが、数年して大学院に入学してサイバー・セキュリティーに関する研究を始めまた。

しかし研究の世界で続けることも自分に合っていないと察し、ポスドクの道はあきらめました。

そこから、ベンチャー投資の会社をビジネスパートナーと立ち上げ、大成功しました。



Annのあきらめるときの潔さと新しい挑戦を続ける勇気を見習いたいです。


「あきらめる勇気」は研究でもすごく重要だと思います。

あきらめるべきプロジェクトを「時間をたくさん費やしたから」を理由にあきらめられないときもありますよね。

しかし自分の勘はちゃんとシグナルを送って、このプロジェクトを続けないほうが良いと伝えてくれているはずです。

でも「理性」が働き、勘を無視してしまうこともあると思います。



例えばAnnのように「自分は医者に向いていないかも」と勘が働いたとき、家族のプレッシャーやこれまでに費やした努力をポイっと捨てて、あきらめることを選ぶ自信は僕にはありません。。。



勘をもとにアクションを取るということを日々、練習しないといけないのかもしれません。

道を歩いていて、あっちの道のほうが面白そうだと勘が働いたときは、「ま~いっか」と言わずに面白そうな道を歩いてみることで「勘をもとにアクションを起こすトレーニング」になるのかもしれないですね。



またエピソードを聞いたときには学んだことを記録します。








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