学振の書き方は二の次!コレをしたら学振DCに4人中4人受かった


「どうすれば学振DCに受かるんだろう?」
僕ら4人そう思っていました。


学振DCの合格率は2割程度。4人いたら、全員合格の確率は0.2^4 = 0.0016= 0.16%。コインフリップを9回連続で当てる確率(0.5^9 = 0.00195 = 0.195%)と大体同じくらい。

そんな中、「僕ら」4人、奇跡的に全員学振に受かりました。

僕らは大学院の同級生4人。別々のラボで研究していて、たまに会って話す仲でした。全員のボスがかなり放任スタイルということで、悩みや不安を共有しているうちに、「お互い助け合うグループがあればいいかも」、という流れになりました。

そこから「サポートグループ」が生まれ、2週間に1度、1時間会って、悩み相談、研究者としてうちら大丈夫なのか、などを話し合いました。


そうこうやっているうちに以下のようにサポートグループの方針を決めました。


1.博士課程の重要な部分を助け合う(学振応募、論文、職探し、など)
2.どうすれば研究者として成長できるかを模索する



ということで学振応募はサポートグループの有用性を試す第一の関門でした。


まず僕らが重要視したのは、申請書を準備するプロセスを「使う」こと。どうせやるなら申請書を書くことから何かを得たかった。


やはり得たいものは、研究の成功率を少しでも上げること。


自分の中で、何をしたいか、なぜそれをしたいのか、そしてどのような方法で遂行するのかを明確にできればプロジェクトの成功率は上がるはず。この3点を明確にすることを意識して学振の申請書を書けば、受かっても受からなくても書くことが自分のためになると信じてがんばりました。


サポートグループで学振のことを話し合い始めた2月ごろから締め切りの5月までのタイムラインがこちらです:


2月:準備期間

前半:
後半:
  • 自己評価を書く 
  • 研究業績を書く 

3月:これまでの研究

前半:
  • 研究業績、自己評価を見せ合う 
後半:
  • これまでの研究を書く 

4月:これからの研究

前半:
  • これまでの研究を見せ合う 
  • 研究の背景、目的・計画を書く 
後半:
  • 研究の背景、目的・計画を見せ合う 
  • 研究の独創性、年次計画を書く 

5月:できるだけ多くの人に読んでもらう(ボス、ラボメンバーなど)

前半:
  • 修正する 


このような流れでした。提出してからは学振のことを忘れて研究をがんばるだけでした。(結果発表が近づくとソワソワしてきましたが。。。)


学振に受かるための重要なポイントは3つあると思います

1.自分の中でメッセージを明確にする(何を明らかにしたいのか、なぜ、どのように)
2.時間をかける(余裕をもって書く)
3.たくさんの人に見てもらう(修正を重ねる)


サポートグループはこの3点において効果的だったと思います。

1.自分の中でメッセージを明確にする(何を明らかにしたいのか、なぜ、どのように)


メッセージを明確にするには異分野の人にも解るような説明が必要です。僕らのサポートグループは皆、別々のラボに所属しているので、どのような説明が異分野の人に解りにくいのかに気づくことができました。自分のプロジェクトのことをお互いに説明することによりどこで話の流れが悪くなるかに気づけました。

2.時間をかける(余裕をもって書く)


時間をかけるには、小分けして、小まめにデッドラインを作ることが重要だと思います。しかし、一人でやっているとどうしても自分に甘くなり、デッドラインの意味がなくなってしまいます。この部分を来週のミーティングで見せ合うと決めていると気合いの入りようが変わります。

3.たくさんの人に見てもらう(修正を重ねる)


申請書はたくさんの人に見てもらえばもらうほど良くなると思っています。サポートグループがあると3人には見てもらえるのと、早い段階で見てもらえるというメリットがありました。ボスや先輩にショボい申請書を見せるのは恥ずかしいですが、友達なら早い段階から見せて大きい修正点を早めに直しておくことができます。




まとめ:サポートグループを創ると学振の合格率が上がるかも

良き仲間と一緒に学振に挑むことにより、納得いく申請書を焦らずに書き上げることができました。

これを読みながら一緒に博士課程をがんばっていきたいという友達は思い浮かびましたか?もし誰か思い浮かんだのであれば、その人とサポートグループを創ってみてはどうでしょうか。もしかしたら学振に通るコツは仲間かもしれません!



他学振関連記事

0 件のコメント :

コメントを投稿