アメリカ移住節約方法~知らないとXX万損する節約術~


アメリカ移住で最もお金のかかる一年目の節約方法を解説します。



アメリカ移住で最もお金のかかるのは最初の1~2か月



ポスドク、留学、アメリカの生活をはじめるにあたり、会社からの支援が無い人は自分でほぼ全て準備しなければなりません。


賃貸、自動車、雑貨を買いあさるというのは、誰からのサポート無しに自分で全て行うのは中々の労力ですし、お金は水のように流れていきます。


単身でも大変ですが、現地では家族と一緒に留学してきている医師の人たちや研究者と沢山出会い、みんな似たような悩みを抱えていたようです。


今回は留学スタートにおいて出費の節約方法について書きたいと思います。









日本人エージェントを介さないで自力で賃貸契約(7~10万の節約の可能性)



日本人の移住をサポートするエージェントを介すると移住はとても楽です。移住前に賃貸契約を結んでくれるサービスもありますし、家も勝手に見つけてくれます。


一方で、手数料はかなり高い気がします、例えば、私が話したエージェントは家賃の半月分が手数料として抜いているようでした。15万円の家賃の物件であれば7.5万円、20万円であれば10万です。


また、エージェント経由の物件は家賃が相場よりも若干割高です。イメージとしては、100ドル~200ドルほど高いと思います。年間で考えるとかなりの差になります。


やはり、面倒ですが、節約するのであれば、ZillowやCraigslistで地道に探すことをお勧めします。

  • 知人からの紹介/大学の寮:コスパ★★★
  • Craigslist/Zillowで自ら交渉:コスパ★★☆
  • 日本人エージェント経由の紹介:コスパ☆☆☆



コツ1:初心者が考えているよりCraigslist/Zillowなどの検索サイトから契約まで進むのは難しくありませんが、精神的なコストがかかるのは事実なので、余裕をもつためにも実際の学校/職場での勤務が始まる1カ月前には渡米しましょう。


コツ2:子供をつれていく場合は、子供が1人の3人家族の場合は、家はすぐに見つかる(1~7日以内)と思います。ですので、同時に渡米しても問題ないでしょう。


コツ3:子供2人の4人家族の場合は、家探しは格段に難しくなります。合法ではありますが、1ベッドルームを貸してくれる大家は格段に減ります。格安の2ベッドルームか、4人住むことを許してくれる1ベッドルームの大家を探すことになるので、結構難しいです。可能であれば配偶者に2か月は日本で待ってもらうことなど、長めに時間を設ける事をお勧めします。



留学のシーズンで家賃が全然変わる地域もある(12-24万円の節約可能性)


例えば西海岸では7-10月に家賃が100-200USDぐらい上がる部屋もあります。


ですので留学のアポイントが取れたら可能な限り自分に有利な時期にスタートできるように交渉するのがお勧めです。


たとえ100ドルでも年間で換算すると12万高くなります。敷金も大抵一か月分の賃料である場合が多いので100ドル高くなります。


コントロールするのが難しいかもしれませんが、西海岸でいえば家賃が安くなる1月~2月ぐらいに家を契約するのが最もお得だと思います。



家が決まるまでどこに住むか?(2~3万の節約の可能性)


家が決まるまでどこに住めばいいのでしょう?


もしラボメンバーの誰かの家のベッドルームが余っていれば、居候するのは最強の節約になります。もし、大学や研究所で契約している寮があれば、迷わず利用するべきです。


また、Airbnbでローカルに滞在するのも悪くないです。ホテルに比べるとずっと安く済みます。


  • 居候:コスパ★★★
  • 大学などの寮:コスパ★★☆
  • Airbnb:コスパ★☆☆
  • ホテル:コスパ☆☆☆


ホテルで仮に家が決まるまで4日滞在すると仮定すると、一日120USDでも480USDになります。Airbnbであれば一日50USDで200USDかもしれません。居候であれば無料です。


Airbnbで部屋を借りるのは考えているより全然楽です。一部屋に2人であれば普通に借りられますし、子供一人でも貸している部屋はあります。



お得な中古車を買う(節約の可能性???)


中古車を買うときに、車に詳しくない人は結構迷うかもしれません。おそらく周囲の人に聞いても、トヨタカローラ、ホンダシビック、ぐらいしか出てこないかもしれません。


タヌキは自動車結構好きなので色々調べまくりました。全体的に以下のような傾向があります。


  • ミニバン/MT車:コスパ★★★
  • 超定番日本車:コスパ★★☆
  • SUV:コスパ☆☆☆


ミニバンはアメリカでは不人気なので値段の割に状態が良い場合が多いです。MT車両も運転できる人が少ないので割安でかつ、AT車に比べて故障も少ないです。一見買いがちなトヨタカローラ、ホンダシビックも丈夫であることが知れ渡っているので割安だとは思いません。SUVには手を出さない方が無難です、アメリカ人SUV大好きなので、割安な個体を見つけるのは無理です。


ブログ読者に特別にお勧め中古車のリストを公開します。中古車検索に役立ててください。


トヨタ

  • プリウス2代目 2003-2009年
  • Lexus ES 300 or ES 330
  • Sienna
  • Camry XV30-XV40 (2001~2011年)


メモ:言わずもがな、トヨタ様です。この中でもお買い得度が高いのはLexus ES と Siennaでしょう!!Lexus ESの300と330は日本で生産されたモデルかつ、当時のレクサスの品質はかなり良いので状態の良い中古車が多いです。内装もかなりかっこいい!シエナはアメリカで不人気のミニバンなのでマーケット価格も控えめのものが多いです。


フォルクスワーゲン
  • Jetta
  • Passat

メモ:日本ではトヨタほど見かけませんが、VWも良く走ってます。JettaもPassatもかなり耐久性が高いので120,000マイル程度であれば問題なく走るでしょう。注意点としてはスパークプラグやタイミングベルトなどの消耗品系が交換されているかしっかりチェックしてから買いましょう。


とりあえず、これらの車であれば、$4000-$6000あたりで購入可能だと思います。


個人的にはレクサスES300-ES330が一番お勧めです。



2005~2009年あたりのカローラやシビックを買うのであれば、レクサスESのほうがずっとお買い得だと思います。試乗しましたが乗り心地もすごく良いです。



ちなみに筆者は近所の人からVW Jettaの2011を安く売ってもらいました。本当はレクサスESがよかったのですが、妻にVWの方が見た目が良いといわれたので泣く泣くJettaに...。


雑貨・日用必需品・食料などの節約


家・車を探し終えたら、次にお金がかかるのが「雑貨・日用必需品・食料」です。


アメリカの物価の相場をしっかり理解していないと、近いから、目立つからという理由で高級スーパーで買い物してしまい、あっという間に100ドル200ドルが蒸発してしまいます。


まず、重要なのがスーパーの価格ランキングを把握しておくことです。


例えば私のいる西海岸では以下のようなランクになっていると(勝手ですが)思います。


食品

日系スーパー > Whole Foods > CVS > Sprouts > Costco > Vons  > Ralpfs > Target > Trader  Joes > Walmart > 99Ranch > ALDI > Zion Merket > Daiso > dollar store > 99cents only store

雑貨

日系スーパー > CVS > Ralphs > Vons > Target > Walmart > IKEA > Daiso > dolalr store > 99cents only store


こんな感じです。似たような商品でも三倍ぐらい値段が違うなんてことがザラです。


例えば我が家がお世話になっていたALDIで3袋買い物すると45ドルぐらいですが、Vonsで買い物すると80-110ドルは余裕でいきます。


アメリカ移住の1月目は頭の中も疲れているので判断力が鈍りがちですが、家の中が空っぽなら、まず一番近いDollar store か 99cents only storeにウーバーで駆け込んでください!!!(質をある程度確保したい人はDaisoでも良いと思います)


リュックと、大袋二つ。洗剤/シャンプー/スポンジ/食器などをとりあえず買っておきましょう。


雑貨などが揃ってきて、脳内に色々考える余裕が生まれてきたら、ウォルマート、Vons、Whole Foodsなどにも行ってみましょう。いきなり高い雑貨屋やスーパーで買い物すると本当に即お金が無くなります。


まとめ


色々書いて中には読んでいてテンション下がる人もいたかもしれません。


しかし、これから留学を考えている人にとって役に立つ情報だと確信しています。


今後も何か、有益な節約情報などあればアップしていくので是非研究スタイルブログをお願いいたします。


みなさんの快適な留学ライフに役立てば幸いです!




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