研究をしていれば常に、面倒で単調な作業を抱えていると思います。
わたしがここ最近実践して比較的成果を挙げたプロセスとしては、まさに時間はかかるけど重要なことに取り組むことです。どこで読んだか忘れてしまったので信憑性がないですが、短期的なプロジェクトと同じかそれ以上に長期的かつ重要な仕事に時間を割く企業はそうでない企業より生産性が高いという記事を読んだことがあります。
今回挑戦したのは作業の自動化/簡易化です。というのも、重要だけれど時間のかかる仕事でありながら達成すれば以後の作業が加速する!とってもおいしいプロジェクトだからです。とりあえずまとめてみました。
目標:現在手動で行っている実験を自動化/簡易化する装置を作成する。
実行ルール&ポイント:
- 最も集中力のないと思われる金曜日の午後行う。(失敗したときの時間コストを考えて)。
- 装置は時間がかかっても地道に改良する。
実際の製作プロセス(ざっくり):
- 1月前半:手作りでプロトタイプを作成してみる。
- 1月後半:使用する前に明らかに質が悪いことを多方面から指摘される。失敗。
- 2月:プロトタイプの失敗を踏まえて改善点を考える。
- 3月:今度はCADで3次元のデザインを作成する。細かい部品を購入。
- 4月:3Dプリンターで成形、仕上げの加工。
- 5月:テスト。今回は成功!
アウトカム:
良かったこと
- 実験にかかる時間を大幅に短縮することに成功
- 作業自体を楽しめた
- なし
また、5か月も続いたのはおそらく自分の好きなことを選んだからだと思います。私は元々物づくりやプログラミングが好きなので作業は全く苦ではありませんでした。作業の途中デザインに関して色んな方向から「ああしろこうしろ」と言われましたが全てスルー。自分の思い描いたデザインを採用してモチベーションを維持したのが良かったと思います。
実はこのプロジェクトは現在進行中です。今後はさらなる自動化を目指して引き続き開発を続けたいと思います。
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